プリミティヴクール

アイランドストリーム代表 カヤックトラベラー ネイチャー作家 平田つよしのブログ

カヤックトリップの片腕

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  先日のクリーンアップイベントのお昼休みに、今年から新しくガイドベース兼クラブハウスとして稼動することになる「アイランドストリーム・唐尾」(湯浅湾・唐尾海岸。栖原ベースから車で約10分。なお当面これまでどおり栖原ベースがメイン)で、フジタカヌーのフォールディング(折りたたみ)カヤックアルピナ2 430 EX」の簡単な紹介と、組み立て披露を行いました。

 ご存知の方も多いかと思いますが、当アイランドストリームでは湯浅湾ローカルのシーカヤッキングを大切にすると同時に、全世界の水辺をぼくらの遊び場に変えちゃう「カヤックトリップ」というスタイルを非常に大事にしています。

 カートップでカヤックを運搬できるケースでは、あるいは自由にレンタルできる境遇などではポリエチレンやFRPといった剛性素材のカヤックの方に利点が多いんだけれど、飛行機、バス、フェリー、レンタカー、ヒッチハイクなどの交通機関を使って国内外のあらゆる場所を訪れ、異文化と接触し、その土地特有の自然に心揺り動かし、さまざまな人々と出会い、別れゆくというディープな「バックパッカー旅」のスタイルを取ろうとするならば、断然フォールディングカヤックがお勧めになるわけですね。

 そういうわけで、必然的にフォールディングカヤックの販売および購入者へのフィールド情報提供や、メンテナンスその他のアフターサービスもますます充実させていきたいと考えています。で、去年まではアルフェックの「アリュート430」あたりを前面に押し出していましたが、今年からはそれに加え、フジタカヌーのラインナップを前面に押し出していきたいと思っています(もっともっとシーカヤックそのものでの本格海旅~、ってことになったら「フェザークラフト」をお勧めしますが、バックパック旅ならばこちらで十分です)。

 フジタカヌーのよさはまずなんといっても「軽さ」と、国産品ならではの信頼度の高さ、一艇一艇手作りの製造スタイル、そしてアフターフォローのよさです。工場は、京都・笠置にありますが、同じ関西圏ですし(私は奈良にも家がありますのでかなり近所です)、担当者のM氏は湯浅湾でシーカヤッキングするのが大好きな人であり何か不都合があった際にはできる限りのフォローを約束するとのことですので、より安心して当店でご購入いただけます。

 ところでなぜフジタカヌーの艇をお勧め品に加えていこうと思ったのかと言いますと、カヤックトリップにおいて、「重量」「携行性」という部分がかなりのウェイトを占めるからです。たとえばアルフェック・アリュート430はカタログスペック上は17.5kgとありますが(実はもうちょっと重い感じがする)、その点、アリュート430に相当するフジタカヌーの「アルピナ2 430」は重量が14kgと大変軽くなっており、工夫次第でさらに軽量化することもできます(アルピナ1 400では12kgとなる)。

 たった3kg、4kgの違いなのですが、実際に旅をしているとこの差が行動力、気力、体力、モチベーション、交通機関使用などの面において、ものすごい違いとなってきます。カヌー・エッセイストの野田知祐なんかは遠征のときに、「ボールペンの外側の部分を捨て中身の芯だけ持っていく」と書いていますが、ぼくは非常によく分かります。この差が、でかいんです。

 また携行性という面において、フジタのアルピナ2 430にはちゃんとしたバックパックが標準装備として付いていますが、アリュート430の標準装備のバッグはショルダーバック形式のものでとてもじゃないけれど背負うことはできない形式のものです。もっとも、オプションとしてまともなものが手に入りますが、ほとんど在庫がなく輸入も打ち切りということらしく、「あ~、カヤックトリップというスタイルに対するリスペクトが感じられないな」、という不満が浮上してきています。

 もっとも、艇そのものはアルフェック、フジタともに、技術的に行き着くところまで行き着いていて、しっかりとした作りですので、どちらも遜色なくお勧めです。正直言うと、重さ以外の部分ではぼく個人的に、アリュートで全く問題ありません。いずれも、カヤックトリップだけじゃなく、海、川の週末ツーリング、カヤックでの釣り、水遊びその他色んなスタイルに対応します。

 で、もっと艇について色々説明したいところですけれど長くなりすぎちゃいますので、詳しくはHPをご閲覧ください。http://www.island-stream.com/cgi-bin/island-stream/siteup.cgi?category=4&page=0 しかしいずれにせよ、カヤックトリップというスタイルは、「その土地のディープな自然の真髄」に迫ることができて、素晴らしいんですよね。そんなの他にないですよ。

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アルピナ2 430 EX ↓アルピナ1 400

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アルピナ2 430 EX

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