プリミティヴクール

アイランドストリーム代表 カヤックトラベラー ネイチャー作家 平田つよしのブログ

2024-01-01から1年間の記事一覧

文化についての考察

毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」89回めの今回はタヒチのカヌー文化についてです。日本のアウトドアのどのジャンルもレジャーや体育の領域を超えて次の領域に押し上げていかなきゃいけない段階にきていると思いますが、その一つのヒントに…

ナビゲーション講習

うちではカヤックの「ナビゲーション講習」というプログラムを大切にしています。 海にまつわる気象現象や海岸線の地理地形といった、大いなる自然の営みの下で行われるアクティビティにおいて、小手先のスキル以上に重要になるのが、自然の放つ暗号を読み解…

のどかな1日

有田川河口で行われたイベントに出店参加。 川と海のボーダーラインの水は独特のトロみと粘り気と甘さを含んでいる。汽水域の、まだ塩辛さが味に現れないくらいの微妙な塩分濃度の水って、ほんのり甘い味がするものだ。 秋晴れの下、川の気と海の気が出会う…

吟遊詩人の世界

みんぱくの特別展示「吟遊詩人の世界」を観に。 エチオピア、インド、バングラデシュ、ネパール、日本(瞽女)、マリ、モンゴルなどの弾き語り系吟遊シンガーの「伝統と今」がわかる展示だが、中でも、みんぱくシアターで上映されているドキュメンタリー映画…

秋の海の懐

秋の海は海だけでなく、風景全体が透明感に包まれて大自然の核心部分まで透けて見えるかのような瞬間がある。 秋の海とは歌謡曲的な世界では、寂しさ、過ぎ去ってゆく楽しき日々、切なさなどの象徴のように使われるけど、それはあくまで表層的な記号イメージ…

シーラカンスかと

アオブダイか何かの死骸。 7〜80センチくらいあった。 最初、シーラカンスかと思った。 カルモ島にて。

子供&親子カヤックキャンプ教室

来たる10月19日(土)~20日(日)にかけて、当店アイランドストリームにて「湯浅湾・子供&親子カヤックキャンプ教室」を開催します。 カヤックの荷室にテント、寝袋、マット、着替え、食料などを積み込み離陸。美しい海岸を愛でつつ、人の入ってこれない浜…

体感アート

先日の串本ツアーは海が荒れたので、急遽、古座川ツアーに変更。コンディショに応じて臨機応変に海山川すべてを味わえるのが南紀のフィールドのよさ。 紀伊半島のさまざまな場所に身を置き、身体感覚で場所場所をパズルのように当てはめていって 一つの感性…

秋の海

まだまだ暑いけど、秋の海はいい。 感覚的な言い方だけど秋の海は雲、風、潮、うねりの波長、気圧、太陽光線、月など、周囲を取り巻く世界のすべてがくっきりレイヤリングされた上で重層的に絡み合っていることが肌感覚でわかる。 夏の海の場合、それらが解…

カヤック旅で出会う普通の人々

毎日新聞連載コラム、88回目はタヒチ・フアヒネ島での話です。 カヤック旅っていうと、死にかかって命からがら助かったとか、とんでもない変な人物に出会ったりとか、妙なトラブルに巻き込まれたりなど、ドラマティックなエピソードを旅話として期待されが…

人間世界の最果て

毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、87回目の今回はタヒチ・ランギロア環礁です。地球の果て、いや、人間世界の最果てを感じさせる、この世の空間とは思えない美しい場所です。興味ある方はどうぞご一読ください。

オールドタヒチの感覚残る島

毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、86回目の今回は、タヒチ・タハア島です。まあ、素晴らしい島です。もしよろしければご一読ください。

ライアテア島と那智勝浦

毎日新聞連載コラム「シーカヤックで再発見」、8年目に突入の今回はポリネシアの最重要聖地であるタプタプアテアのマラエについてと、そこと似たフィーリングを持つ那智勝浦の寺の話です。興味ありましたらどうそご一読ください。

大気の踊り場

台風前に久々に行った大台ヶ原。 熊野灘を通る黒潮から水蒸気があがり、大台ヶ原の高い山の斜面に当たって上昇気流となり雲を招く大気の踊り場。 台風の被害がなければいいのだが。 またちょくちょく行きたい。

先住民文化とアウトドアカルチャー

先住民文化を特集した雑誌を最近よく見るが、目についたらとりあえず買う。 先住民文化の良さ、面白さはなんといっても、その土地その場所その季節に特徴的な風、波、花の香り、川のせせらぎ、うねりの怒涛などに固有の名前がついていて、そこに物語性や音楽…

白き岬

先日の白崎海岸ツアー。 荒れやすい場所だけど、この日に限って超ベタ凪だった。

先住民の現代アート

おもろそうなので買ってみた。 最新は太古の中にあり。 海や自然に対して最も敏感なアクティビティ、カヤッキングを通じて得た自然感覚をどのように表現、表出するかということは長年考えているテーマで、その流れから先住民文化に関する興味もつきない。

35キロという距離について

先日行った湯浅湾一周35キロツアー。 まあ1日35キロくらい漕げるようになると、カヤックで可能なだいたいの事ができるレベルかと。さらに50キロを漕げるようになると、本格的な旅もできる。と言っても自分でナビゲーションするとなるとまた話しは別だけど。3…

講演

ちょっと前の話ですが、和歌山県青少年(補導、相談)センター連絡協議会研修大会という会に招いていただき、警察、行政、教育関係者の皆さんの前で「希望としての自然文化、環太平洋カヌー文化圏という視点」という題目で講演させていただきました。 これか…

外洋の瀬戸内海

毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」84回目の今回は、外洋の瀬戸内海って感じの海についてです。よろしければご一読ください。 この連載、次回で8年目に突入、まあ10年は続けたい。あとはまとめて加筆して写真増やして本にしよう。その短さのコ…

本州最南端

先日は南紀、荒船海岸から九龍島と串本大島北岸を経由して橋杭岩へのツアー。 カヤックは15キロから20キロくらい漕げるようになると様々なバリエーションルートでラインを描けるようになり、面白みも深まる。 1日の中だけでも、島、半島、洞窟、岬、滝、河口…

ウミガメとトビウオの海

先日の南紀みなべ海岸ツアー。 黒潮に運ばれてきたウミガメとトビウオの海。

湯浅湾のサンセット

鳴門海峡に沈む太陽。 湯浅湾サンセットカヤックツアー。 アイランドストリーム https://www.island-stream.com/sea_kayaking/index.php?p=sunsetkayak

風が強くて木が曲がる

毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、81回目の今回は、五島列島の野崎島についてです。 風が強くて木々が曲がってるところなどは、ローリング・フォーティーズと呼ばれる強風が吹く、ニュージーランド最南端のスチュワート島などを彷彿とさせる…

開くべき価値観

毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」80回目の今回は南紀串本大島・樫野崎です。ぼくの考える、海をゆくカヤッカーが開いてゆくべき価値観について触れています。興味がある方はどうぞご一読下さい。

黎明期として

毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、79回目は台湾南部の話。ここに出てくるlafin sawmah氏はアミ族の木工芸術家で、YouTubeにも上がってるが、自然の本質を内奥で捉えた実にいい作品を作る。しかし残念なことに昨年6月に亡くなった。 ぼくは彼…

枠組みを越えて

毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、今回は台湾の蘭嶼島についてです。これはポリネシアのカヤック旅と繋がっています。よろしければご一読ください。 ちょっと硬い言い方をすると、環太平洋にまたがるカヌー文化の本質的特徴を現地での海旅経…

ポリネシアカヤックトリップ19

タヒチ島にあるFAI VAAというアウトリガーカヌービルダーの工房を訪問。 別にうちでアウトリガーカヌーを導入しようと決めたわけではないが、海や先人へのリスペクトに根ざしたポリネシアのカヌー文化には何かしら未来を感じさせられるものがある。 一方、同…

ポリネシア•カヤックトリップ18

ポリネシア•ランギロア環礁往復縦断。 世界で2番目にデカい環礁と言われるが、最果て感が強くて予想以上に味わい深かった。 なんせ200以上のモツ(小島)がある中で、主に人が住むのは2つの島だけ。理由はあまりにもノノ(サンドフライ)が多いからだという…

ポリネシア•カヤックトリップ17

ポリネシアではどこの海辺でもカヌーが転がっている。1000年以上続く海洋文化の象徴。これらを何気なく見ているとき、ひるがえって日本はどうなのかと思う。 実はカヌー文化は日本の方が遥かに古く、例えば38,000年前に伊豆半島から神津島に渡った痕跡が残さ…